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2012.1.5
年頭のご挨拶
謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
新しい年を迎えるにあたり、昨年の東日本大震災により亡くなられた皆様のご冥福と被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
昨年は、国内外で大変な事件が続き我が国にとって大きな試練の年でした。国内においては東日本大震災とそれに続く原発問題、電力不足、更には大きな企業不祥事、海外においてはEU諸国の金融危機、タイの大洪水、そして年末には朝鮮半島情勢の激変と、どれひとつとっても大変なテーマであり、企業・市場を取り巻く環境は厳しさを増すばかりでした。新しい年になりましたが、どのテーマも今後の大きな課題として対応を迫られております。
企業活動にとっても従来からの国内需要減少という構造的な問題に加えて、国内外のリスク要因を強く認識せざるを得ない状況となり、企業経営のかじ取りは一層難しさを増してきました。海外での活動の必要性は変わらないものの、リスク要因の顕在化はリスク分散という視点の重要さを浮き上がらせるもので、今まで以上にグローバルな経営管理の高度化を求められるものと言えるでしょう。
当法人においては、昨年はグローバル・ミットサイズファームのスタートの年と位置付け運営を行って参りました。国際メンバーファームであるGrant Thornton UKのIFRSデスクへの常駐に加え、中国・アメリカにジャパンデスク・ジャパンビジネスグループを開設いたしました。人材交流を本格化し、現地での企業活動に対し、より密接なコミュニケーションが行える体制を整備し、企業の皆様の海外子会社管理の支援サービスの強化に努めて参りました。本年も引き続き中国以外のアジア地域のメンバーファームとの人材交流を図り、企業の皆様が今後更なる展開をしていく地域へのサポートが可能になる体制作りを図って参ります。更に、単なる地域的な広がりだけでなく、ミッドサイズファームの特徴をいかし、各国ファームとの密接なコミュニケーションを図り、各国独自の会計制度、税制、法制度の理解を進めることにより、より高度な国際的な連結グループ管理に資するように努力していく所存であります。
我が国経済にとって国際的な企業活動の発展がますます必要となる中、当法人も甚だ微力ではございますが、企業活動のサポートを通じて、この国の発展に少しでも貢献できることを願うものです。このような困難な状況下にあるからこそ、よりチャレンジングな姿勢をもって企業の皆様と共に様々な課題を乗り越え、更なる飛躍を遂げて、この国の新しい時代を築いていきたいと思っております。
今後とも、より一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
総括代表社員(CEO) 梶川 融



